手応えを感じたようです
早いものでもう12月。
今日も長男の空手合同稽古です。今回の遠征先は三重県亀山。10年以上前にSHARPの液晶で有名だった亀山モデルの亀山。もう撤退しましたけど…
彦根からは国道307と1号線で約1時間半と、ドライブにはちょうど良い距離です。
今回の合同稽古はB&Gの体育館。床の上だといつもはクッション材を敷いていますが、今回は無し。下半身にかなり負担がかかる上に、しかも冬で裸足ってことで、それだけでもかなりの修練。
まぁ、観てる保護者にとってもかなりツライところ。
やはり観戦グッズとして小さい折り畳みイスはマストだな。何時間も地べたに座りっぱなしはキツイ。。
今日の合同稽古も午前は練習、午後から組手の試合。
空手初めて1年。練習試合ではだいぶん勝てるようになり、本人も自身の成長を実感しているようです。
再来週の公式戦に向けて程よく自信が付き、とても有意義な合同稽古となりました。
お世話になった先生方、スタッフの保護者の皆様、ありがとうございました。
終了後に礼!
スポーツでも勉強でも仕事でも、何でも頑張って成果が出ると嬉しいもの。それは大人でも子どもでも同じですよね。
成果が出ると、次のモチベーションにも繋がるし。
帰りの車中もご機嫌だった長男ですが、立ち寄ろうとした温泉の受付時間が終了していて、こちらは入浴出来ずという残念な結果。
それでもコンビニで肉まんをGETし、笑顔で1日を締めくくることが出来たとさ。
札幌vol.3
さて、札幌出張のメインはジンギスカンや夜パフェを食べることでも、北海道神宮に参拝することでもなく、デザイナーさんとの商談です。
「点と線模様製作所」にてファブリックデザインをされている岡 理恵子さん。布博などの展示会で大人気、知る人ぞ知る著名なデザイナーさんです。
今回は弊社向けに図案を描き下ろしていただきたく、訪問させていただきました。
札幌で直営店もされているので、そこにお邪魔しました。
かわいらしいお店です
現在も、岡さんデザインの生地を使用して一部の商品を展開しています。優しいタッチのデザインで、赤ちゃん向けにはぴったり。
生地の一部
店内は生地売りだけでなく、製品の販売も
札幌観光に来た道外の方も結構ご訪問されるそうです。
お1人でデザインされていて、かなり忙しくされていますが、快く引き受けてくださいました。嬉しいな。
しかも、どのようなテイストのデザインがいいのか、要望も聞いてくださるとのこと。ほんと楽しみ。
書籍も
模様づくりの書籍も購入。もともと壁紙のデザインからスタートした学生時代のこと、デザインに対する想い、アトリエのある小樽のことなど、岡さんのルーツに触れることが出来る内容でした。
生地もカットしていただきました
そして、その後は少し曇ってきたかな、と思いつつ地下鉄に乗り、北海道神宮頓宮へ。札幌出張最後の目的地です。
ところが。
ものの数分でかなりの雪…しかも当たり前ながら、かなり寒い…うぅ
今年の初雪を札幌で体験です。
北海道神宮頓宮もこんな感じに真っ白!
朝はあんなにも天気が良かったのにな…
足早に参拝して、地下鉄に乗り、空港へ。
最後は雪になったけど、11月下旬の北海道なら普通なのかな…?
滞在時間は短かったけど、とても有意義な札幌出張でした。
早く岡さんデザインの商品、企画しよっと。
札幌vol.2
11月下旬の札幌の朝は寒いです。
朝はいつも通りの6:15に起床。アポイントが10時なので、その時間までに北海道神宮へ。
北海道総鎮守の北海道神宮。明治維新後の北海道開拓の際にできた比較的新しいお社です。もともとは札幌神社の名称だったのが、明治天皇を祀るようになってから北海道神宮と改称したそうです。
来ましたー!
地下鉄円山公園駅から徒歩で約10分。歩道も雪が残り凍結しているので、こけないように慎重に。私は雪にはそこそこ慣れているので大丈夫ですけど、そうでない人はホントにご注意を!
鳥居をくぐり、境内。
桜。春は綺麗だろうな。
平日の朝なので人も少なく、静寂さが心地よい。この神社特有の雰囲気が何とも言えず、心に染み渡ります。あぁ、来てよかった。
気持ちの良い天気
朝日が眩しい!
拝殿の周りにもほとんど人がいなくて、ゆっくり参拝できました。ほんと朝の神社はオススメ。
ちなみに御朱印は朝の8:30からの受付です。
その後、開拓神社にも参拝。北海道開拓にあたり、功績のあった方をお祀りしているようです。
北海道神宮の敷地内にあります
たまにリスも見かけることがあるらしいです。近くに円山公園もあり、北海道らしい自然に囲まれた神社でした。
さて、無事に参拝も終えたので、いよいよ今回の札幌出張のメイン、商談に向かいます。
詳しくは次回に。
札幌vol.1
東京→札幌です。
どうでもいいんですけど、実は人生初の羽田空港です。札幌は一昨年に続き2回目。
もちろん仕事メインですが、せっかく来たので美味しいものと、もちろん神社を。
1日目は夜に着いたので、とりあえずジンギスカン。ホテルから数分のすすきの界隈へ。
だるま。有名店ですね。
店内は満席、待つこと約20分。
こんなん美味しいに決まってる…!
タレと、ネギと、タマネギがご飯に合う!
ヒツジさん、ありがとう。美味しくいただいてます。
カウンター席ばっかりで、1人でも安心。ごちそうさまでした。
そして、札幌の人々は夜の締めにパフェを食すらしいので、美味しい店を知ってるか店員さんから聞き出し、徒歩すぐのお店へ。
うーん、ボリューミー!
1人だと入りづらいところ、図々しくもおっさん単独でパフェをオーダー!
スイーツ男子なので…笑
恐らく氷点下であろう札幌の夜の寒さにもお構いなしで、パフェをいただきました。
ところで、なぜ締めにパフェが流行っているのだろう…?理由はナゾのままです。
さて、翌日はアポイントの前に参拝予定の北海道神宮。アクセス方法、起床時間、朝食時間などを確認し、就寝。初日の夜は更けていく…
1/6fabric (ロクブンノイチファブリック)vol.3
それぞれの柄を見ることで、滋賀の良さを知ってもらったり、興味を持ってもらい、その場に足を運んで実際に見て触れて、良さを感じて欲しいな、との考えから、1/6fabricの柄は「滋賀にゆかりのあるもの」をモチーフにすると決めています。
制作手法として、ただ単にモチーフを描くのではなく、色鉛筆で塗りつぶした紙から切り絵のようにモチーフをひとつひとつ切り抜き、スキャンしてパターンとして構成するという手順で制作しています。それも、モチーフ丸ごとの形を切るのではなく、花の花びら1枚1枚、花の中心部分1粒1粒、水中のあぶく1泡1泡、湖の波紋1波1波など、モチーフひとつでもできるだけ“パーツのパーツ”を細かく切り出し、集めて重ねてひとつの形にしています。
デザイナーのこだわりとして、切る、貼る、重ねるという手作業から「こうしたらおもしろいかもしれない」を繰り返し、偶然生まれる形のおもしろさを追求しています。
モチーフをひとつひとつ切り貼りするより直接手で描いた方が断然早いのですが、切ることで生まれる切り口の独特の味わいといびつさ、力強さに魅力があり、この手法中心に「1/6 fabric」のパターンは制作されています。
今回はそんな柄の説明をします。
・梅花藻(ばいかも)
米原市にある中山道の宿場町、醒井宿。ここを流れる地蔵川に咲くのが梅花藻です。川の中で陽を浴びてキラキラと輝きながら揺らめく梅花藻の花はとても可愛らしく、多くの観光客で賑わいます。
・甲賀忍者(こうかにんじゃ)
現在の甲賀市に存在していたとされる忍者。三重県の伊賀忍者とともに有名です。
びわ湖には多くの水鳥がすんでいます。白鳥など渡り鳥も越冬場所として集まります。長浜市北部の湖岸沿いは絶好の撮影スポットで、多くの写真家で賑わいます。
びわ湖の砂のたまった浅いところに生息する固有種のしじみ。「寒しじみ」と呼ばれる冬季には身が肥え、もっとも美味しくなります。
・近江妙蓮(おうみみょうれん)
守山市の市花であり、滋賀県の天然記念物。一茎に2〜12の花が咲き、花びらは2,000〜5,000枚に達する珍しい蓮です。
びわ湖には多くの魚がすんでいます。ビワコオオナマズ、ビワマスや鮒鮨にも加工されるニゴロブナなどの固有種も多くいます。
左上から
左下から
梅花藻、近江妙蓮、甲賀忍者
左から
手前
梅花藻
高島綿織物はステテコにも使用するため、同じ柄でも濃色にしています。
まだ一部しか製品化出来ていませんが、新柄として、「糸切餅」「信楽焼」も準備しています。
今までは諸事情によりブランドサイトと販売サイトが別々でわかりにくい面もありましたが、リニューアルして見やすくなりました。
一度ご覧ください。
1/6fabric (ロクブンノイチファブリック)vol.2
vol.2は、生地について。
びわ湖の湿度と比良山系や鈴鹿山系のキレイな湧水のおかげで、昔から織物が盛んな地域だった滋賀県には、
1.高島綿織物(高島ちぢみ)
2.湖東麻織物(リネン)
3.浜ちりめん(絹)
の3つの地域資源があります。
1/6fabricでは、高島綿織物と湖東麻織物の生地を使用して、生活雑貨を展開することにしました。理由としては、
・手頃な値段で商品化できること
・雑貨に展開しやすい素材であること
・生地にプリントできること
・浜ちりめんは高価過ぎるために断念
が挙げられます。
日常的に触れて使用していただける商品から、少しでも滋賀県の魅力を感じて欲しいと考えました。
だからこそ、1/6fabricのキャッチコピーも『暮らしに、びわ湖の心地よさを。』にしました。
高島綿織物(高島ちぢみ)
びわ湖の西、高島市を産地とする高島綿織物は高島ちぢみとも言われ、ヨコ糸の強い撚りが戻ることによって生じる、生地のシボ(凹凸のようなもの)が特徴です。このシボがあることで、生地が肌に触れる面積が減り、ベタつかず、さらっとした心地良さが生まれます。
肌着やステテコなどに使用されることが多い生地です。また、綿100%の生地なので、安心感があります。
この生地を使って、ハンカチ、手ぬぐい、ステテコを作っています。ハンカチは700円(税抜き)と、お求め安い価格です。
湖東麻織物(リネン)
湖東麻織物は、びわ湖の東、彦根市や愛知川(愛荘町)付近を産地としています。麻織物には亜麻(リネン)、苧麻(ラミー)などの種類がありますが、1/6fabricでは亜麻(リネン)を使用しています。
もともと江戸時代に彦根藩の庇護のもとで発展し、幕府にも献上されるほどの生地でした。それが近江商人の手によって全国に広まったのです。現在でもシャリ感や洗うほどに馴染む風合いが、多くの方に好まれる素材です。
この生地を使って、ハンカチ、巾着、がま口、ポーチからティッシュケースやブックカバーと幅広い製品を展開しています。
どちらも滋賀県の機屋さんで織った生地を使用しています。
最盛期の頃に比べると、生産量は減少傾向にはありますが、生地の魅力を広め、少しでも生地の消化に貢献できるよう、今後も努めてまいります。
そんな1/6fabricのサイトはこちらから。https://www.1-6fabric.jp/
リニューアルしてよりすっきりと、見やすくなりました。
1/6fabric (ロクブンノイチファブリック)vol.1
しかしながら、滋賀県に占めるびわ湖の割合を知っている人はほとんどいないと思います。
どれくらいか、わかりますか?
半分くらい? いやいや、3分の1くらいでしょ?
正解は6分の1なんです。
あれ?案外、滋賀県って広いの?って印象ですよね。
滋賀県の面積・・・約4,017㎢
びわ湖の面積・・・約670㎢ ※淡路島とほぼ同じ大きさ
びわ湖の湿度と、湖西の比良山系や湖東の鈴鹿山系から流れるキレイな水のおかげで、
滋賀県は昔から織物が盛んな地域でした。
同じ県内に、綿(高島綿織物)、麻(湖東麻織物)、絹(浜ちりめん)の3つの天然繊維の産地が集積しているのは全国で滋賀県のみです。これ、ドヤれる情報です。
そして2014年、滋賀県好きの私は、
1、もっと滋賀の魅力を広めたい
2、多くの観光客に滋賀県の良さを知ってほしい
3、リピーターとしてまた来て欲しい
4、地元の人にも滋賀の魅力を再認識して欲しい
と言った自己中的な、いや、故郷を愛するゆえの熱い想いから、滋賀の地域資源を使ったお土産物を作ろう!と思い立ちました。
私の住む彦根市には、国宝・彦根城があり、ゆるキャラの元祖・ひこにゃんがいて、年間の観光客数は約80万人と、地方都市の中ではまあまあ奮闘しています。
それゆえに、お土産物はひこにゃん、ひこにゃん、ひこにゃん尽くし。
(もちろん他にもありますけど笑)
確かにひこにゃんは人気者で、彦根の知名度を押し上げた功労者。私も大好きです。
けど、ひこにゃんグッズ以外にも彦根や滋賀のお土産品を欲しい人はきっといる・・!
そう思ったことも一因です。
そこから生まれたのが、1/6fabric(ロクブンノイチファブリック)。
このブランド名は滋賀県の面積に占めるびわ湖の割合を由来としています。
発案者の私と社内デザイナー、ディレクションは近くにある滋賀県立大学の先生に依頼。3人で何度もミーテイングを重ね、準備期間を経て、2015年10月のインテリアライフスタイル展にて発表しました。
1/6fabricの目的はすでに触れたように、端的に言うと
「滋賀の魅力の発信」
その手法として、
「滋賀の地域資源を使用した雑貨の販売」
製品化のルールとして、
1、使用する生地は滋賀県で織ること
2、生地の柄は滋賀県ゆかりのものをモチーフにすること
3、全ての工程を滋賀県で行うメイドイン滋賀であること
この「目的」「手法」「ルール」を最初に確立することが出来たので、
製品化や拡販するときにブレることが一切無かった。
3の全ての工程を県内で行うには、縫製してもらうところを探さないといけませんが、
幸いにも会社の近くで見つかるという幸運にも恵まれました。
そのうちの1件は地元の多賀町商工会の紹介で、同じ町内にある会社。これも縁ですね。
生地の織り、デザイン、縫製、ブランドディレクション、ロゴ決め、展示会の準備、展示会でのリアクション、その後の販売などは次回で。
※リニューアルした1/6fabricのサイトはこちらから